BMXのフロントフォークの選び方について解説します!
BMXの完成車を買った人はフロントフォークをグレードアップすると乗りやすくなります!
完成車には重たいフロントフォークが付いていることがほとんどなので、これを軽くすることによって、
フロントタイヤが上げやすくなり、マニュアルやバニーホップ、180(ワンエイティー)などの基礎トリックがやりやすくなる。
なので上達スピードが向上します!
フロントフォークの基礎知識 & 選ぶポイント
①素材について
フロントフォークの素材はフレームやハンドルバーなどと同じで、ハイテンとクロモリの2種類です。
ハイテンのフロントフォークはBMXの完成車に使われているものがほとんどです。(値段の高い完成車には最初からクロモリ製のフロントフォークが付いているパターンもあります。)
2つの違いは強度です。
同じ鉄ですが、ハイテンに比べてクロモリの方が強度が強いです。
ハイテンにも基礎的なBMXトリックをする上での強度は保証されていますが、何年も使っていると曲がったり折れたりする確率が高くなるので、クロモリ製のフロントフォークに変えることで強度が上がり、安心して乗ることが出来ます!
②重量について
モデルによって重量は様々ですが、完成車に使われているフロントフォークは結構重たいです。
重量は大体1kg以上のものがほとんどです。
一方、バラ売りで販売されているフロントフォークに変えると900g、軽いものだと800g台にもなるので、
こちらに交換することによって、マニュアルやバニーホップなどのフロントタイヤを上げるトリックをする時に、軽い力で上げることが出来るので上達スピードにも影響が出てきます!
注意点として重量が軽すぎると、強度面に少し不安があるので、900g〜950gくらいのフロントフォークを選ぶのがオススメです!
③オフセットについて
フロントフォークの乗り味が変わる指標として、重量と同じくらい影響が出るのが、このオフセットと呼ばれる数値です。
どの部分の事かというと、フロントフォーク本体の真ん中からフロントホイールを固定する部分の中心までの距離のことです。
長さの数値は大体ですが、
オフセットが短いのは、13mm〜20mm辺り。
(フラットランドと呼ばれるジャンルのフロントフォークには0mmオフセットというのも存在します。ただしフリースタイルにはあまり向いていません。)
中間的な長さは25mm〜28mm辺り。
長いオフセットは30mm〜32mm辺り。
といった感じです。
この数値が小さいほど、特にハンドルをきった時にクイックな感触になります。
大きくなると、ゆったりとした安定感を重視した乗り味になります。
最初の方はどっちが良いかわからないと思いますので、中間的な数値の28mmを選ぶことをオススメします!
以上がフロントフォークの基礎知識&選び方です。
まとめると、
初心者の人は、重量は900g〜950gくらいのオフセット28mmのフロントフォークを買ってみる!
となります!
重量やオフセットに関しては、BMXを乗っていくにつれて自分に合う数値が分かってくるので、よく分からない最初のうちは上記の選び方でオッケーです!