街乗り用BMXを組む!(後編)

街乗り用BMXを組む!の後編です!

前編はこちらから!

完成した街乗り用BMX!

快適に走る為の改造ポイント

・前後ブレーキを付ける。

・シート(サドル)の高さは高くまで上げれるようにする。

・転がり易さを重視してブロックタイヤでは無く、スリックタイヤにする。

・坂道もある程度走る事を考慮した歯の数。

・夜も安全に走る為にライトをつける。

・フリーコースターハブではなくカセットハブの方にする。

今回は、

・坂道もある程度走る事を考慮した歯の数。

・夜も安全に走る為にライトをつける。

・フリーコースターハブではなくカセットハブの方にする。

この3つについて解説します!

坂道もある程度走る事を考慮した歯の数。

一般的にBMXのスプロケットの歯の数は、25T28Tが多いです。

稀に27Tや、古いものだと33Tなどありますが、リアハブの歯の数(9Tが今は標準)を考えると、25T辺りを選ぶのが無難です。

今回は街乗り用のBMXなので、28Tにして漕ぎを重たくし、スピードが出るようにしよう!

とも考えたのですが、坂が辛いんですよね笑

通勤ルートや、地元の土地柄的に坂が多い場所に住んでるので、ソレを考慮した結果25Tにする事にしました。

今回つけたのは、CULTのDAK GUARDSスプロケットです。

BMXのスプロケットにはガード無しガード有りが存在します。

基本的にガード付きはグラインドする時に当たるチェーンの傷つきを防止するのが主な役目ですけど、同時にズボンの裾の巻き込み防止という役目も果たしてくれます。

なので今回はガード付きを選びました。

夜も安全に走る為にライトをつける。

コレも街乗りで快適に乗るためには避けて通れない点かと思います。

最近はライトを発売してる海外BMXブランドも増えてきていて、代表的なのはODYSSEYKINKBMXなどです。

大体が前後セットで売っていて、前が白のLED、後が赤色のLEDになっています。

CATEYEが出してるようなゴツいタイプのライトも持ってはいるんですが、あれのデメリットは重たいが故に、バニーホップした時に下がっちゃうんですよね笑

下がったら上向きにして直せば良いじゃん!

って話なんですけど、いちいちそんな事してたら面倒なんで、BMXブランドが出してるような軽量タイプのライトの方がBMXにはピッタリです。

フリーコースターハブではなくカセットハブの方にする。

街乗りメインのBMXなら間違いなくフリーコースターハブより、カセットハブの方がイイです!

それは何故か?

・カセットハブの方が壊れにくい。

圧倒的にカセットハブの方がフリーコースターに比べて壊れづらいです。

遠くまで走りにいって、リアハブが調子悪くなったら最悪じゃないですか?笑

構造的に明らかにカセットハブの方が簡単なのでトラブルが少ないです。

・音が出るのでベルの代わりになる。

カセットハブはものによりますけど、まあまあデカいハブの音が鳴ります。

このおかげで、ベルがいらないです笑

ベルを鳴らされて逆上するような輩がいる時代ですから、カセットハブの普段一般の人が聞き慣れてない音を聴かせたら大抵の人は道を譲ってくれることでしょう笑

・漕いだ時のロスが少ない。

フリーコースターハブには、遊びというものが存在します。

ペダルを漕いでから、ホイールが回り出すまでの間のことです。

コレがあるおかげでフリーコースターとしての機能を果たしてるわけなんですが、街乗りでペダルを漕ぐ機会が多いとなると、邪魔な存在でもあります笑

しかもフリーコースターに慣れてないと、ふとした瞬間にペダルを思いっきり踏み込んでスカッとして膝をステムに強打する。

って事も考えられるので、街乗りメインのBMXなら間違いなくカセットハブを選んだ方がいいでしょう!

BMXはオリンピックの影響で良くも悪くも、サーカス的なイメージが強くなっていています。

もっとBMXって普段の生活の近いところにあって、トリックをするしないに限らず誰でも乗って楽しめる自転車だと俺は思ってます!

以上、街乗りBMXを組んでみる!

でした!