BMXのパーツ

FRAME
フレーム

解説
BMXのフレームは、ハイテンまたはクロモリという素材で作られています。(クロモリの方が強度が高い。)

フレームには様々なサイズが存在していて、

トップチューブ、ヘッドチューブアングル、シートチューブアングル、スタンドオーバーハイト、BBハイト、チェーンステーレングス。

この5つのサイズがBMXの乗り味に大きな変化をもたらしています。

FORK
フォーク

解説
BMXのフォークはハイテンかクロモリという素材で作られています。

BMXのフロントフォークにはオフセットという規格があります。

オフセットはフォークの足部分の中心から、ホイールを取り付ける部分の中心までの距離のことです。

13~32mmくらいまで様々な長さがあります。

長さが短くなるとクイックに、長くなるとゆったりとしたハンドリング感覚になります。

HANDLEBAR
ハンドルバー

解説
BMXのハンドルバーは使用しているパイプの本数によって種類が異なり、2ピースバーと4ピースバーの2種類に分類される。

サイズは、ハンドルの幅、高さ(Rise:ライズ)、アップスウィープ、バックスウィープというものが存在します。

STEM
ステム

解説
BMXのステムは、種類によってハンドルの固定位置が変わる。

前側で留めるタイプのものをフロントロードステム、上側で留めるものをトップロードステムといいます。

サイズは、ライズ(高さ)、リーチ(長さ)というものがあります。

GRIPS
グリップ

解説
BMXのグリップは専用ではありませんがよく使われるのは、

フランジ(つば)が付いているタイプとフランジが付いていないタイプのBMXブランドが販売しているグリップです。

長さや太さ、グリップのパターン(模様)などが色々種類があります。

バーエンドが付属しているグリップもあります。

HEADSET
ヘッドセット

解説
BMXのヘッドセットは安価な完成車や一部のフレームを除いて、同じ規格が採用されています。(インテグラルヘッドセット)

CRANKSET
クランクセット

解説
BMXのフレームとペダルを繋ぐパーツ。

パーツの点数によって1ピースクランク、2ピースクランク、3ピースクランクという種類が分かれます。

標準的なBMXのクランクは3ピースのものがほとんどです。

BOTTOM BRACKET
ボトムブラケット

解説
BMXのフレームに取り付けるパーツ。

このベアリングをフレームに取り付けて、クランクセットのシャフトを通して固定する為のパーツ。

AMERICAN、EURO、MID、SPANISHなどの種類が存在しており、MID BBが今現在のBMXの主流です。

SPROCKET
スプロケット

解説
BMXのスプロケットは、ガード無しとガード有りといった感じで2種類に分類される。

歯の数は25が標準的で、その他28や小さめの22、大きめの30など様々な種類が存在します。

固定する際にはスプロケットの中心部分をクランクのスピンドルに挿入します。その際にスピンドルの径(19mm、22mm、24mmが存在します。)に合わせて、アダプターを挿入します。

CHAIN
チェーン

解説
BMXのチェーンはノーマルチェーンと半コマチェーンがあります。

ノーマルチェーンは一般的な自転車のチェーンと一緒。

半コマチェーンはチェーンの1コマをノーマルの約半分の長さで繋いであるチェーンです。(チェーンの長さ調節がより細かく出来るメリットがあります。)

PEDALS
ペダル

解説
BMXのペダルは素材がプラスチックと鉄で作られたもの、2種類があります。

プラスチックは軽量、鉄は頑丈といったメリットがあります。

形や面積、厚みなどペダルによってさまざまな形のものが作られています。

SEAT
シート

解説
BMXのサドルにはPIVOTAL(ピボタル)、STEALTH(ステルス)、TRIPOD(トライポッド)、RAIL(レール)の4タイプがあります。

それぞれの形式のシートには同じ形式のシートポストを取り付けます。(PIVOTALのシートにはPIVOTALのシートポスト。といった感じ)

※PIVOTALとSTEALTHのみ互換性があります。

シート自体はデザインや形、スリムやファットといった大きさや形などに様々な種類があります。

SEATPOST
シートポスト

解説
シートと同様に、PIVOTAL(ピボタル)、STEALTH(ステルス)、TRIPOD(トライポッド)、RAIL(レール)の4タイプがあります。

それぞれの形式のシートポストには同じ形式のシートを取り付けます。(PIVOTALのシートポストにはPIVOTALのシート。といった感じ)

※PIVOTALとSTEALTHのみ互換性があります。

TIRE
タイヤ

解説
BMXのタイヤは大人サイズは20インチ。キッズ車は12, 14 16, 18インチといった種類があります。

素材は大きく分けるとワイヤービード、ケブラービードの2種類で、

ワイヤービードは一般的な自転車のタイヤと同様のモノ。

ケブラービードは、ケブラーという繊維で作られた、高級で軽く、折り畳めるなどのメリットがあるタイヤです。

幅やパターン(模様)、重量、耐久性など様々な種類のBMXタイヤが存在します。

WHEELSET
ホイールセット

解説
ホイールセットとは、リム+ハブ+スポーク+ニップルを組み合わせて作られた、ホイールそのものの事を言います。

リムやハブなどを自由に組み合わせて作る事も出来ますし、組みあがった状態で購入する事も出来ます。

RIM
リム

解説
リムとはタイヤを取り付けるためのパーツで、ホイールの一部です。

リムにはシングルウォールとダブルウォールがあり、BMXには強度の高いダブルウォールが多く採用されています。

HUB
ハブ

解説
フロント(前用)とリア(後用)があります。

リアハブにはカセットハブ(一般的なリアハブ)とフリーコースターハブ(後ろに進む時にクランクが回らないタイプのリアハブ)の2種類があります。

PEGS
ペグ

解説
ペグとは、ハブのシャフト部分に付けるパーツで、これを使って障害物(ボックスやレール)に掛けて滑ったり、足を乗せてトリックをしたりするパーツ。

長さに違いがあったり太さが違ったりします。

素材は大きく分けると鉄ペグ(Metal Peg)とプラスチックペグ(Plastic Peg)の2種類があります。

BRAKE
ブレーキ

解説
BMXのブレーキは標準的にはUブレーキというものが使われています。(キャリパーブレーキという安価で簡易的なブレーキもあります。)

ブレーキは、ブレーキ本体+パッド+ブレーキケーブル+ブレーキレバーというパーツで構成されています。

単体で販売もされていますし、ブレーキを構成するパーツ全てが揃っているものもあります。

GYRO
ジャイロ

解説
ジャイロは、リアのブレーキケーブルがハンドルを何回転させても絡まないようにするためのBMXを代表するパーツのひとつです。

ジャイロは、ディタンジェラー、アッパープレート、アッパーケーブル、ロワーケーブル、ジャイロタブというパーツで構成されています。