今回は数日前にアップしたHow To Feeble Hard 180の補足をしたいと思います!
グランドトリックの中でスタンダードなフィーブルハード180は、グラインドを覚えたらまずはやってみたいトリックの1つですよね!
動画内で解説しているポイントはこの3つです。
- 飛ぶ前にハンドルに力を入れる。
- レッジの角を狙うように、斜めにハンドルを切る。
- ハンドルを引いてバイクを立てる。
1. 飛ぶ前にハンドルに力を入れる。
基本的にグラインドをしてアウトで回ったり、バニーホップしたりするときに重要なのは、パワーを貯める事です。
平地トリックでは接地面はタイヤですが、グラインドはもちろんペグです。
ペグに体重が乗っていないと、そこから飛ぶ力というものは生まれません。
フィーブルハード180の場合は、フロントタイヤはレッジの上に乗っているので、
写真右側 – まずはハンドルに力を入れてフロントタイヤに荷重を掛ける。(上半身を覆いかぶせるような格好でハンドルに力を入れる。)
写真左側 – そのあと前タイヤにかけた荷重を、ハンドルを引き上げると同時にリアペグへ移す。
という荷重の移し方を意識してみて下さい。
するとしっかり飛べるようになります。
2.レッジの角を狙うように斜めにハンドルを切る。
俺の場合はこれを意識した途端ハード180が出来る様になりました。
回転系トリックのコツはハンドルを回りたい方向に切る事です。
フィーブルグラインドは前タイヤを奥に入れすぎると、リアペグが外れてしまうのでやり過ぎは禁物です。
ハンドルを切る余裕がある程度確保できるくらいのギリギリ奥側にタイヤを置く感じでフィーブルを掛けます。
リアペグの長さによって、粘り具合も変わってきますので一概には言えませんが、(最初は4.5〜4.75インチ当たりの少し長めの方がペグが落ちづらいのでオススメです!)
大体の目安はタイヤ2本分の幅ぐらいにフロントタイヤを乗せると良いです。
そこからレッジの角に向けてタイヤを切る。
確実に角を狙わなければダメ!という事ではありません。
ハンドルを回転方向に切りながら飛ぶ。
という点をレッジの角を狙う事によって、視覚的にイメージしやすくなるので。
3.ハンドルを引いてバイクを立てる
これはハード180系において重要な身体の動かし方です。
ハード180がハードと言われる点は、回る瞬間にレッジにタイヤが当たってしまうので、回りづらい事から来ています。(多分笑)
フィーブルをかけてからリアタイヤを振って180しようとすると、リアタイヤがレッジに当たって回れません。
なのでここでバイクを立てる動きがとても重要になります。
バイクを立てる事によって、タイヤも当たりづらくなり、慣れてきたら回転力がさほどなくても回れてしまうというのが、この魔法のポジションです笑
普段の180でもバイクを立てて回るやり方も練習すると、今後いろんな場面で生きてくるのでオススメです。
以上3点を意識して練習してみて下さい!
いろんなところで言ってますが、グラインドトリックに滑りやすさは必須です。
慣れてきたら滑らないところでも出来るようになりますが、最初は必ずと言っていいほどワックスが必需品です。
フィーブルハード180の場合、リアタイヤがレッジの横側に当たるので、レッジの上側とサイドの部分によりワックスを塗る事でハード180がかなりやり易くなりますので、ぜひ試してみて下さい!